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九国大付・楠城監督“元プロ”初勝利

 ベンチで指揮を執る九州国際大付・楠城監督(中央)
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 「全国高校野球・1回戦、九州国際大付8-2鳴門」(7日、甲子園)

 元西武ヘッドコーチの楠城徹監督(64)率いる九州国際大付(福岡)は、鳴門(徳島)を破った。

 初采配の聖地で、感慨をかみ締めた。「ああ、勝ったんだなあ」。2013年に条件が緩和された学生野球資格を回復した元プロが、監督として甲子園で勝利を挙げるのは初めて。楠城監督は黒土の香りを胸一杯に吸い込んだ。

 「自分はルーキーですから。精いっぱいやろうと思っていました」。徹底して直球を叩くことを指示し、看板の強打を引き出した。六回には元ロッテ監督の山本功児氏の長男・武白志内野手(3年)が右前打で口火となり、5点をもぎ取った。

 昨年8月に監督就任。西武、楽天で編成部長を務め、約30年間スカウト活動に携わった指揮官はネット裏で培った野球観を指導に生かす。「高校、大学、社会人と、どのタイミングで(才能が)開花するかは人それぞれ。個性を大事にしたい」。就任早々選手全員と個人面談し目標を定めさせた。その中で適性を見定め、投手だった山口耀平外野手(3年)らをコンバート。新たな才能を引き出した。

 次戦は「調子も上がってきた。勝つ野球をしたい」と楠城監督。勝負師の目を光らせた。

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