「高校野球、甲子園見学会」（４日、甲子園）

　大阪偕星のプロ注目の１番打者・姫野優也外野手（３年）が、第３日第３試合の初戦・比叡山戦で「初球先頭打者アーチ」を狙う。

　甲子園見学で聖地の感触を味わった姫野は「広いですねえ」と感激の様子。そして左翼ポール際にある広告を指さし、「あの『住友電工』らへんに一発放り込みたい。できれば先頭打者ホームラン、しかも初球で」と不敵な笑みを浮かべた。

　１８４センチ、７９キロの恵まれた体で高校通算２５本塁打。投手としても１４０キロ超の直球を投げるなど抜群の身体能力を誇る。大阪大会準々決勝で昨夏覇者・大阪桐蔭を破り、勢いに乗って到達した初聖地。「大阪桐蔭さんの分まで暴れたい。簡単には負けへん自信があります」。自らの一発でスタートダッシュを決めるつもりだ。