ハムON初連弾!大谷2号、中田7号
「西武1-5日本ハム」(22日、西武ド)
チームが誇る「ON砲」が、連弾でチームを勝利に導いた。日本ハム・大谷、中田が、通算3度目のアベックアーチ。ハイタッチで喜びを分かち合った。
0-0の四回1死。大谷の豪快弾で先制した。ルブランの低めの直球を力いっぱい振り抜いた。「打球は低くて入らないと思ったけど、思ったより飛んでくれた」。鋭いライナーで右翼席に突き刺した。
目の前で大谷の豪快弾を見せつけられ、中田の闘志にもスイッチが入る。「翔平が強烈な一発を見せてくれたので、負けられないと思った」。ルブランの内角変化球をフルスイング。大きな放物線を描いた打球は左翼席へ飛び込んだ。
この日は中田の26歳の誕生日。プロ8年目で初のバースデー弾となった。選手サロンにはケーキが用意され、アップ前にチームメートから拍手で祝福された。「こういう日に勝てたことが素直にうれしい」と満面の笑みだ。
昨年7月5日、大谷の20歳の誕生日は中田が一発を放った。そして中田の誕生日は、アベック弾。ド派手な祝砲となった。
アベック弾は通算3度目で、チームは全勝。「2人で引っ張っていきたい。このまま1位を譲らず突っ走りたい」と中田。3年ぶりの優勝へ、ONコンビがアーチを量産する。