SB李大浩2打席連発「指折りの当たり」

 「ソフトバンク7-1楽天」(21日、ヤフオク)

 五回2死一塁。ソフトバンク・李大浩は打席にとどまり、固唾(かたず)をのむ観衆と白球の行方を見た。塩見の甘く入ったスライダー。弾丸と化した打球は左翼ポールから切れることなく、スタンド上段に刺さる。推定140メートル。「会心の一撃。プロ生活でも指折りの当たり」。ヤフオクドームでの1試合2発も、2打席連発も来日4年目で初。スランプは昔話だ。

 圧巻の花火ショーは3回2死からだった。ボール気味の外角直球を中堅スタンド右まで運んだ。16試合、64打席ぶりの2号。続く松田に工藤ホークス初の2者連発が出た上で、観衆の視線を引き戻した。お立ち台で漏らした。「最近あまり打てていなくて、いろんな方に申し訳なくて…」

 「すごかったね、2本目。1本目も一番飛ぶところ」。工藤監督も笑顔だった。実に19日ぶりの本拠地ゲーム。今季2度目のチーム3発で、4度目の「貯金3」挑戦をスカッと成功させた。きょうにも首位タイ。この勢いで一気に駆け上がる。

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