「西武１４－２楽天」（１５日、西武ド）

　投手陣が大炎上し、楽天の連勝は「５」で止まった。今季ワースト１４失点の大敗。試合後、約４０分間のスタッフミーティングを終えた大久保監督は「切り替えて、また明日っていうところ」とサバサバと振り返った。

　先発・美馬が大誤算だった。三回、銀次の失策から、四球を挟み５連打を浴び６失点。「調子自体は悪くなかったんですが…。本当にチームに申し訳ないです」。三回を持たずにＫＯされ、ガックリと肩を落とした。

　前夜１年ぶりに記録した貯金は１日でなくなり、勝率は５割に逆戻り。それでも指揮官は「気にしていない」と涼しい顔で「ぜひ、明日の試合を何とかものにして仙台に帰りたい」と今カードの勝ち越しを誓った。