G金城V弾1号!古巣ファンも拍手
「DeNA0-3巨人」(15日、横浜)
気迫でぶち込んだ。0-0の七回、2死一、二塁。巨人・金城が右翼席へ移籍1号3ラン。昨季まで所属していた古巣の本拠地で、値千金の一撃。DeNAファンからも拍手を浴びたベテランは「元気な姿を見せられて良かった。最高の気分です」と笑った。
昨オフ、16シーズンを過ごした古巣から引退勧告を受け、FA移籍を決断。今季は開幕こそベンチ外だったが、出場選手登録されてからは代打で結果を残し、レギュラーとしての出場機会をつかんだ。
金城の目に涙がにじんだのは、インフルエンザで自宅療養となった原監督への思いを聞かれた時だった。「監督には感謝しています。見ていただけていると思いますし、チームのために頑張っていきたい」。言葉を詰まらせながら、チームへの貢献を誓った。
指揮官不在の緊急事態だったが、3連勝で勝率5割に復帰。監督代行を務めた川相ヘッドコーチは「打った瞬間、行ったなと思いました。頑張ってくれました」と、ヒーローをたたえた。