楽天、則本でも勝てん…打線機能せず
「ロッテ3-1楽天」(4日、QVC)
打線は眠ったままだった。得点は二回の犠飛による1点のみ。開幕から6試合で計11得点。25イニング適時打なし。楽天・大久保監督は「低めの変化球に手を出している。負けるパターンにはまってしまっている」と唇をかんだ。
この日は松井稼を今季初めて1番に起用するなど打線を大幅に入れ替えた。6試合で6通りのオーダー。指揮官は「状態のいい選手を上位から置いていく」と意図を説明したが、カンフル剤にはならなかった。
初回の3失点が重くのしかかり、チームは4連敗。8回130球の熱投も報われなかった則本は「初回がすべてです」と肩を落とした。エースが登板しても止められなかった負の流れ。今こそ、打線の奮起が望まれる。