大谷風邪で欠場…栗山監督は不満顔
日本ハム・大谷翔平投手(20)が17日、風邪のため札幌市内の選手寮で静養し、札幌ドームでの広島戦を欠場した。
初の開幕投手を務める右腕に突然の異変が起きた。この日、選手寮を出る前に症状を訴え、トレーナー、首脳陣と相談の上、大事を取り練習を休んだ。念のため札幌市内の病院でインフルエンザの検査を受け、結果は陰性。現時点では20日の巨人戦(東京ドーム)の先発予定に変更はない。
幸いにも症状は軽く、大事には至らなそう。だが、開幕を10日後に控えての主戦投手のアクシデントに、栗山監督は納得がいかない様子だ。
大谷は16日、札幌市内でのトークライブに出演し、劇団四季のミュージカル「キャッツ」とコラボ。イベント開始前から微熱の症状があったとの知らせを聞いており、自己管理が徹底できなかったことに険しい表情だ。大谷がトーク会場を沸かせていた、猫の手招きのポーズをしながら「こんなことやってる場合じゃないだろう」と不満をあらわにした。
18日には練習に復帰予定。「何の問題もない。大丈夫だと思う」と祈るように話した栗山監督。開幕投手が、まずは元気な姿を見せるよう願っていた。