ロッテ唐川「0点」実戦初登板3失点

 「オープン戦、DeNA5-7ロッテ」(5日、横浜)

 自己評価は「0点」だった。ロッテ・唐川はキャンプ中に右内転筋を痛めた影響で、この日が実戦初登板。「ストライクを取ることにこだわりすぎて、腕が振れなかった」という初回は4本の長短打で2点を失うスタートだった。

 二回以降は投球のテンポを意識し、腕が振れるようになった。だが三回は、打者に粘られた上で出した2四死球が絡んでの失点もあり「3回3失点なので0点です」と厳しい自己評価となった。

 それでも右打者へのチェンジアップを試投し、球数を要する原因となった配球など、収穫と課題が明確となった。「課題も出て、次へつながる部分が大きかった。(開幕への)軌道に乗っているつもり」と強気だった。

 ソフトバンクとの開幕3連戦で先発が予定されている右腕だけに「球自体は悪くない。次回に修正してくれれば」と伊東監督。次回登板は15日の巨人とのオープン戦(QVC)の予定。次こそ期待に応える投球で、ローテ投手の力を見せる。

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