G原監督が明言“全レギュラー白紙”

 「巨人春季キャンプ」(26日、那覇)

 原辰徳監督(56)が、沖縄・那覇での2次キャンプを打ち上げ、現段階では全ポジションのレギュラーが“白紙”である考えを示した。

 激しいアピール合戦が続いたキャンプが終了。指揮官は現時点での構想について「外野陣のみならず、サードもショートもセカンドも、すべてのポジションで今年はゼロからスタートする。そのスタイルは揺らいでいない」と明言。今後もハイレベルな競争を求めていく考えだ。

 阿部が右ふくらはぎの張りで別メニュー調整中。不振の村田も、実戦では2戦連続で先発落ち。その一方で内野は井端や中井、外野では大田や橋本、金城らが実戦で結果を残した。選手層が厚みを増し、ポジション別にさまざまなバリエーションが考えられる状況だ。

 手術明けで2軍調整中の長野やアンダーソンについても、合流後のレギュラー復帰を確約しなかった。「今いる選手も、はいどうぞ、とはいかないでしょう」。3月中旬以降に1軍合流予定の両選手だが、ほかの選手と同じように実戦での結果を求めていく方針だ。

 「どういうメンバー構成でいくことがチームの100に近い戦力になるのか、この一点を考えていく」。日本一奪回へ一切の妥協を許さない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス