日本ハムから海外フリーエージェント(FA)宣言した小谷野栄一内野手(34)が26日、札幌市内の球団事務所で記者会見し、オリックス入りを表明した。複数年契約を提示され、「新たな場所でもう一度チャレンジしたいのが一番の決め手」と理由を説明した。
西武も獲得に名乗りを上げていたが、オリックスの森脇監督から連絡をもらい「心に響いた。この監督の下でやってみたい」と気持ちが動いた。
小谷野は03年に創価大からドラフト5巡目で日本ハムに入団。10年に打点王に輝くなど勝負強い打撃や安定した守備に定評があるが、今季は故障などの影響もあり、出場が84試合にとどまった。