虎ドラ1横山「いつかは上の侍Jに」

 「21Uワールドカップ・1次ラウンド、日本-ニカラグア」(11日、台中)

 日本代表は10日、1次ラウンド最終戦となる11日のニカラグア戦(台湾洲際)に備えて、台中市内の国立台湾体育大学の施設で練習した。先発は、阪神からドラフト1位指名を受けた横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島。横山は日本の勝利に貢献し、将来の侍トップチーム入りへアピールすることを宣言。好調な北條史也内野手(20)は、クリーンアップで起用される可能性が高まった。

 日本ではいよいよ小久保ジャパンが、メジャーリーガーに挑む日米野球が開幕する。遠く離れた台湾で、21歳以下の日本代表として戦う横山は、野球人として素直な思いを口にした。

 「今はニカラグア戦でしっかり投げることだけを考えている」と前置きした上で、「いつかは僕も上の侍ジャパンにも選ばれるようになりたい」。年下の藤浪、大谷が選出されているトップチーム入りに思いをはせた。

 国際大会初先発となる11日のニカラグア戦は、アピールの場でもあり、チームにとっても1次ラウンド全勝がかかる重要な一戦となる。

 「今回も前回のように自分の力を出して、日本が勝てる投球をしたい」。六回からの3回を無安打無失点で、8三振を奪った7日のオーストラリア戦の再現を誓った。

 平田監督は1次ラウンド全勝同士の決戦に、自信を持って送り出す。「(イニング数は)5、6回になるかな。持ち味を出してくれればいい。内角の直球が有効なんじゃないかな」と期待した。

 この日は国立台湾体育大学で、軽めの調整で登板に備えた。阪神のドラ1左腕は、大一番で夢へとつながる道を切り開く。

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