今季限りで退団する意向を固めている楽天の星野仙一前監督(67)が20日までに球団の『慰留』を断っていたことが分かった。
関係者によると、残留要請に乗り出した三木谷浩史オーナー(49)からは具体的な役割を求められなかったため、「俺は名誉職ならいらない」と突き返したという。
星野前監督はこの日、「いてもやることがない」と、ついに仙台を離れた。仙台空港では「オーナーからは残ってほしいと言われているが、残って何をするんや」と複雑な心境を打ち明けた。今はオーナーサイドから残留条件が再提示されるのを待つだけ。納得できる提案がなければ、杜の都を去るしか選択肢はない。