佑ちゃん快投 CS決めた「今年一番」

 「日本ハム4‐1西武」(29日、札幌ド)

 “持っている男”が大一番で大仕事をやってのけた。日本ハム・斎藤佑が5回を2安打1失点に抑え、2年ぶりのCS進出へと導いた。本拠地札幌では12年6月6日以来の勝ち星だ。

 大歓声を受け、その時以来のお立ち台に上がり「うれしいです。僕の中で今年、一番いい投球ができたと思います」とさわやかな笑顔をふりまいた。

 8月14日・ロッテ戦以来の1軍のマウンド。「1勝では終われない。気持ちを切らさず準備をしてきた」。2勝目を懸け、気迫をみなぎらせる。鎌ケ谷2軍施設では直球を磨くため、ブルペンで納得がいかないと、室内練習場に移動し納得のいくまでネットスローを繰り返してきた。この日は最速145キロをマーク。本塁打王争いをするメヒアを2三振ときっちり抑えた。

 期待以上の好投に栗山監督は中継ぎを含めCSでの登板の可能性を示唆。「技術以上の何かを持っている。大きな力になると考えないと」。ポストシーズンへの期待を抱かせる投球を褒めたたえた。

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