石山8敗目…ヤクルト5位以下確定

 「阪神2‐1ヤクルト」(27日、甲子園)

 ヤクルトは連敗で5位以下が確定。借金は今季最多の20となった。石山が自己最多の126球を投げ、自己最長の7回2/3を2失点。八回2死一、三塁のピンチを招いたところで無念の降板。救援した中沢が決勝打を浴びた。

 好投むなしく8敗目を喫し、「八回は申し訳ないです。球数のせいにはしたくない。技術とか、疲れてからのバランスが足りなかった」と反省しきり。小川監督は「石山には気の毒なことをした。これだけの投球をすると来年につながると思う」と同情するとともに、期待をかけた。

 昨年は中継ぎで60試合に登板。今季は7月にプロ初先発を果たし、ローテーションを守り続けた2年目右腕。来季の飛躍へ、この黒星を無駄にはしない。

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