球界に衝撃が走った辞任発表から一夜明け、楽天・星野仙一監督(67)が『お疲れさまコール』に悲鳴を上げた。日課にしている仙台市内の自宅からコボスタまでの約30分のウオーキング中にも「7、8回、電話がかかってきたわ。全部は受けられないよ」と苦笑い。それでも、すっきりとした表情に『一区切り』の安堵(あんど)感がにじんだ。
ただ、残りシーズンの監督業と並行し、後任を含む来季の編成作業にも取りかかる必要があり、決して気楽な立場ではない。有力候補として名前が挙がる大久保2軍監督については「まだ何も決まってないよ」と慎重な口ぶりだった。