ハム中田、連発通算100号も悔し…

 「日本ハム3‐4オリックス」(5日、帯広)

 日本ハム・中田が放った節目の通算100号本塁打は、勝利にはつながらなかった。昨年5月3日以来の2打席連続本塁打で達成したが、チームは逆転負けで3連敗。「勝っていないので正直、何の意味もない。ものすごく悔しい」と、無念さをにじませた。

 相性のいい帯広で一気に決めた。まずは1点リードの三回2死。松葉のスライダーを左翼席へ。チームの日本人選手では、03年の小笠原(現中日)以来となる3年連続20号とした。2‐3の六回は岸田の初球、直球を左中間席へ突き刺す同点弾。「(帯広は)何試合もできない場所だし、この日のために来てくれるファンのためにも打ちたかった」。帯広では10年から5年連続の本塁打で、8試合で7発と相性は抜群。左翼の守備では四回、T‐岡田の大きな当たりをフェンスぎりぎりでもぎ取り、ファンを沸かせた。

 プロ7年目での100号到達。「まだまだ。100号以上打っている先輩はたくさんいる。もっともっと上を目指したい」と誓った。

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