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佐野日大・田嶋散る…左肩痛で六回降板

 「高校野球・栃木大会決勝、作新学院7-1佐野日大」(27日、宇都宮清原)

 クールな左腕の目が涙でぬれた。「自分の体の弱さが出た。エースが最後まで投げられないのは情けない」。六回途中に左肩痛を訴えて降板。今秋ドラフト候補の佐野日大・田嶋大樹投手(3年)は、突然の夏の終わりに自分を責めた。

 最速143キロを計測して四回まで無安打投球。だが、五回に直球の球速が約10キロもダウン。左肩を気にするしぐさを繰り返すと、六回に同点二塁打を浴びマウンドを譲った。

 三回に生じた違和感が痛みに変化。「左肩の脇の下あたりが痛くなって投げられなかった」。救援した稲葉が交代直後に2ランを被弾。ベンチで見守ることしかできなかった。

 昨夏準決勝で作新学院に0‐1で敗戦。周囲も初めて見たという悔し涙をこぼし「ゼロにこだわる」と言い続けてきた。県大会では、その時以来の失点だった。高校野球で学んだことには「1点の重みを作新戦で教えてもらったこと」と挙げた。進路はプロ志望が有力。「しっかり体をつくって、上で通用する投手になりたい」。ケガに泣いた最後の夏もきっと糧にする。

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