伊東監督指令!ソフト柳田の内角エグれ

 ロッテ・伊東勤監督(51)は、21日からのソフトバンク戦で、徹底した内角攻めを指令した。20日、福岡入りしたチームは、ヤフオクドームで練習。前カードの15日には、“死球禍”をめぐり、両軍入り乱れ一触即発となる“遺恨”が勃発しているが、容赦なくエグることを宣言した。

 中でも、特に“ターゲット”となり得るのは、球宴第2戦で豪快な本塁打を放ち、MVPを獲得した柳田だ。全パの指揮を執った伊東監督は「乗せちゃったな」と要警戒。懐を指さしながら、「攻めるところは攻めていかないと」と号令を掛けた。

 そんな後半戦の開幕投手を務めるのは、ルーキー石川。対ソフトバンク戦は3試合で計20回2/3を投げ、防御率0・00を誇る鷹キラーだ。対柳田にも計7打数無安打と好相性の右腕は「左打者のインコースに投げられるのは持ち味だと思っている」と、果敢に攻める構えを見せた。

 負けられない因縁の対決。現在4位に沈む伊東ロッテが、巻き返しへ、“遺恨マッチ”を完全制圧する。

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