「オールスター・第２戦、全セ６-１２全パ」（１９日、甲子園）

　全セの坂本が巨人勢の意地を見せた。８点リードされた七回１死から平野の投じた高め１４９キロ直球を「フルスイングしようと思った」と左中間席に運んだ。「当たってくれてよかった」と満面の“坂本スマイル”でベースを１周した。

　途中出場での一発。「少ないチャンスで一番いい結果が出て良かった」とニッコリ。今年は他球団選手の活躍が目立った球宴だったが「ジャイアンツもいいところを見せられてよかったです」と声をはずませた。

　２５歳となり、「自分より若い選手が多くなった」と感慨深げ。アドバイスを求めることはなかったが「ボクよりいい選手が多かったので、いい刺激になりました」と充実感を漂わせた。