右肘の手術からの復活を目指す中日の吉見一起投手（２９）が３日、１軍に合流した。待望の復帰登板は８日からのヤクルト３連戦（神宮）が有力だ。現在、勝率５割で４位につけているチームにとって、上位進出の切り札になる。

　この日、神宮外苑のグラウンドであった練習に参加した吉見。明るい表情で首脳陣や選手たちにあいさつすると、キャッチボールやダッシュ、ブルペンでの投球練習などで汗を流した。

　「まだどこで投げるとは言われてません。でも、心の準備はできています。予定よりも少し早いかもしれないけど、戸惑いはありません。１軍の緊張感はありますね」。練習後、汗をぬぐいながら吉見はきっぱりとした口調で決意を語った。