巨人が長野の先制三塁打からオリ西攻略

 「交流戦、巨人8‐0オリックス」(17日、東京ド)

 巨人が難攻不落のオリックス・西を攻め落とした。今季1試合3失点以上を喫していない右腕に12安打を浴びせ6得点。五回途中でKOした。連勝は今季最長の7に伸び、原監督は「(西は)本調子ではなかっただろうけど、プレッシャーをかけられた」と満足げに振り返った。

 起爆剤になったのは長野だ。四回2死一、二塁。「できるだけ高めを打とうと思っていた」。外角高めのスライダーを右翼フェンスまで運ぶ先制2点三塁打。この日は自身にスポットが当たる「長野久義デー」。活躍で花を添え、お立ち台で「最高にうれしいです」と白い歯を見せた。

 調子が上がらず、5月25日には9番まで打順が下がった。「打てなくても使ってもらってる。何とか貢献できるように毎日やってます」。意気に感じ続け、ようやく恩返しできた。関西遠征中に約1時間にわたり直接指導した指揮官も「今シーズン一番の見事な打席だった」とたたえた。

 最短で19日にも2度目の交流戦優勝が決まる。18日は、前回9回を無安打に封じられた金子が立ちはだかる。試合前に「意識していきたい」と優勝を明確な目標に設定した指揮官は「何とか攻略したい」と目をギラつかせた。パを代表するエースを粉砕し、Vをつかみ取る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス