燕の主砲バレ不調…小川監督ため息

 「巨人4‐2ヤクルト」(1日、東京ド)

 ヤクルトは“5月反攻”を掲げるが、初っぱなは黒星スタートとなった。六回に一時は追いつく粘りは見せたが、直後に勝ち越され、2カード連続の勝ち越しはならず。小川監督は不調のバレンティンについて「期待されるなかで、そう簡単には打てないですから」と、ため息をついた。

 4月は9勝18敗で5位に低迷。試合前、指揮官は「月も替わったので気持ち新たにやっていきたい」と巻き返しを誓っていた。

 だが、浮沈のカギを握る60発男バレンティンは3打数無安打。本塁打は9試合不発と気がかりな状態だ。

 昨夏に痛めた左アキレス腱の回復具合も良くないという。バレ砲は「野球なんだから毎日結果が出る訳じゃない」と、気持ちを切り替えた。

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