アンダーソン1号!原G助っ人目覚めた

 「オープン戦、巨人1-0ヤクルト」(2日、東京ド)

 巨人初のキューバ出身助っ人のバットがついに火を噴いた。0‐0の七回、先頭打者として打席に立ったアンダーソンは山本哲の外角直球を強振。打球はグングン伸び、G党の待つ左中間席に飛び込んだ。この日3安打目が来日1号になった。

 待望の一発にアンダーソンは「日頃から清水コーチ、村田コーチの指導や、高橋由さんのバッティングを見させてもらった成果が出ましたね」とニッコリ。試合前には村田コーチが撮影した自身の打撃フォームの動画をつぶさに確認。日々の努力が実を結びつつある。

 いかつい風貌から、チームメートに「イワオ・トオル」というニックネームがつけられるなどのいじられキャラだが、性格はいたってマジメ。スペイン語圏の出身で英語はつたないため、上達させるべくキャンプ地に教材を持参したり、溶け込もうと日本食にも果敢に挑戦し、今では寿司が大好物にまでなった。

 原監督は「ホームランがレフトにいった。ああいうスタイルは一番いいと思います」と目を細めた。この日の3安打はすべて左方向。開幕カードで対戦する阪神・太田スコアラーも「外国人は1本で変わる。順応しようとしているのが分かる。要警戒だね」と話した。外野守備に不安があるものの、他球団にとっては不気味な存在になってきた。

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