ソフトバンクの柳田悠岐外野手（２５）が１１日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、１４００万増の３２００万円で更改した。今季は自己最多の１０４試合に出場し、打率・２９５、１１本塁打、４１打点。すでに３割、３０本塁打、３０盗塁の「トリプルスリー」を来季の目標に掲げているが、新たに初タイトルの本塁打王を目指すことも誓った。

　会見では「球団からもタイトルを取るところまでいけ、と言われた」と明かした。今季は右肩負傷など相次ぐ故障に泣かされ、先発出場は７２試合にとどまった。しかし試合に出られれば、タイトル争いに絡むことができるという自信はある。「（タイトルは）試合に出られれば不可能ではない」と言い切った。

　故障しにくい体づくりをテーマとして、現在もリハビリを継続中。「（肩の状態は）６７％くらい。２月１日には無理だと思うけど、４月には百パーセントになると思う」と来季の開幕に照準を合わせた。