西武は17日、今季限りで退任する渡辺久信監督(48)が球団本部シニアディレクター(SD)に就任すると発表した。同球団でSD職が設けられるのは初めて。アマ球界や海外のプロ野球などを幅広く視察し、球団に提言するという。
渡辺監督は15日に打診を受け、埼玉県所沢市で後藤高志オーナー(64)にシーズン報告と退任あいさつを行った、この日の席上で快諾した。後藤オーナーは「6年間、本当によくやってくれた。引き続きライオンズの発展に力を貸してもらいたい」と述べた。
「一から勉強する機会をつくっていただき、感謝している」と渡辺監督。1年契約で、24日のドラフト会議への出席は未定となっている。