６日の楽天戦（Ｋスタ宮城）に先発する日本ハム・大谷が５日、東京ドームでの最終調整を終え、チームより一足早く仙台へと向かった。１９連勝中の田中との対戦について「投げ合いにはなるが、相手はバッター。まずは打者を抑えることに集中したい」と勝利を誓った。

　チームは、田中には、２０１１年９月から１０連敗中。“連敗ストッパー”としての期待もかかる大谷だが、これまで先発した７試合のチームの勝敗は６勝１分けと、こちらも無敗記録を継続。初の投げ合いには「打者としても、投げ合っても勉強になることはたくさんある」と目を輝かせた。

　登板日をずらしてまで田中との対戦を決めた栗山監督は「いろんな経験をしてほしかった」と説明。来季メジャー行きとなれば対戦できなくなるため、この“ラストチャンス”を二刀流に与えた。