星野楽天23安打14得点!球団タイ7連勝

 「日本ハム4‐14楽天」(4日、札幌ド)

 島内の「二塁打を打てなくて残念です…」というコメントが秀逸だった。星野楽天がプロ野球新記録となる1イニング7二塁打などで大勝し、球団記録タイの7連勝。安打数も球団記録を更新する23安打。記録ラッシュの爆勝劇となった。

 ことごとく外野手の頭上を越える。同点の五回、銀次から枡田まで4連続二塁打。勝ち越しを決めたばかりか、さらに嶋、岡島、藤田と二塁打を続け9番の島内以外、先発全員がツーベース。そして、先発全員打点だ。「新記録が出るなんて、こんなめでたいことないね」と、星野監督の笑顔もはじけた。七回先頭の銀次の二塁打で、55年ぶりとなる1試合11二塁打も達成だ。

 チームとしての明確なテーマを設けるより、一人一人の打撃に託した。「自分が吉川に対して、何が一番分がいいかを考えさせて打席に立たせた」と平石打撃コーチ補佐。迷いなく振り抜く選手たち。「倉敷キャンプ、久米島、オープン戦と、チーム打撃を、気を抜かずに意識しながら取り組んできた」と田代打撃コーチ。個々の自信と、今のチームの好調さを物語るような時間が続いた。

 7連勝という球団記録に追いついたことに、闘将は「レベルが低かったんだね」とニヤリ。6日のオリックス戦から、記録更新を目指していくが「(無敗が続いている)田中のところで止まるよ」と、最後はジョークを飛ばして札幌を後にした。

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