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大阪桐蔭・森友哉2安打 走攻守で見せ場

 「高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭9‐0狭山」(24日、南港中央)

 大阪大会では昨夏甲子園覇者の大阪桐蔭が七回コールドで狭山を下し、準々決勝に進出した。今秋ドラフト1位候補の3番・森友哉捕手(3年)が初回、左翼線二塁打で先制点をたたき出すなど4打数2安打1打点。阪神・佐野統括スカウトが視察する前で会心のパフォーマンスを見せた。

 夏の甲子園連覇を目指す大阪桐蔭の主将・森友が走攻守で見せ場をつくった。初回1死二塁で先制二塁打。低めのスライダーに体勢を崩したが、三塁線を鋭く抜く技ありの一打でチームに勢いを与えた。「初回のヒットがすごくよかった。チャンスだったので、単打で走者をかえそうと思った」と自画自賛した。

 四回には先頭で中前打を放ち、中堅手が後逸する間に本塁へ激走。50メートル走6秒2という、体形に似合わぬ俊足を発揮し一気に生還した。「足は自信がありますが、今日は(暑さで)動けなかった」と汗をぬぐった。

 初戦の2回戦・大手前戦で36号を放った後は、3回戦・箕面学園戦で2打数無安打、4回戦・阪南大高戦は3打数1安打。湿りがちだったバットが、地方大会大詰めで上昇カーブを描いている。

 守備では気配りとリードで今大会初完封を演出した。先発した高西が六回までパーフェクトで7回1安打無失点。昨秋の大阪大会で背番号「1」を背負いながらも結果が伴わず、今春の大阪大会はメンバー外だった右腕の復活を後押しした。「高西はいい直球を持っている。弱気な部分があるので『お前がエースや』と言って気持ちを乗せている」とブルペンで声をかけ続けた。前日の23日には、西谷浩一監督(43)に高西の先発を推薦。低めに集める配球で持ち味を引き出した。

 阪神、巨人など4球団5人が視察。森友を1位候補に挙げる阪神・佐野統括スカウトは「左右に打てるし、打撃は文句ない。昨年の甲子園や高校日本代表で先輩投手をリードするなど、精神的な強さや経験もある」とあらためて高評価した。

 先輩の活躍も刺激になった。プロ野球オールスター第2戦での阪神・藤浪と日本ハム・中田の対決をニュースで視聴。「いずれあの舞台に立てたらいいなと思った」と夢舞台に思いをはせた。大阪連覇へあと3勝。「全力疾走など、桐蔭の野球で勝ちきりたい」と話す笑顔に自信が満ちていた。

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