阪神・梅野1軍合流 緊急テコ入れで投手陣を整える 指揮官「雨も降りましたし。ちょっと固めにいって」

 雨天中止になったDeNA対阪神戦
 雨の中、キャッチボールをする梅野(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA(降雨中止)阪神」(23日、横浜スタジアム)

 雨降って-チーム固める。阪神・梅野隆太郎捕手(34)が23日、横浜遠征中だった1軍に今季初めて合流した。この日予定されていたDeNA戦は雨天中止となり、横浜スタジアムで行われた指名選手による練習に参加。代わって嶋村らが登録抹消となり、1軍捕手陣は全員30代の経験豊富な3人となった。今季2度目の2連敗から一夜明け、緊急テコ入れで再進撃の体制を整える。

 ひんやりとした空気が空を覆った。しとしとと雨が降りしきる横浜スタジアム。試合中止が発表された直後、チームバスから降りてきた指名選手の中に、梅野の姿があった。春季キャンプ打ち上げ日以来となる1軍合流。若き猛虎を、どっしりと支えていく。

 「チームも別にそんなに負けが込んでいるわけじゃないし、どっしりとやっていく。もう頑張るだけ」

 連敗「2」という数字以上に、苦しい試合内容が心を重くした。21日は4時間21分に及ぶ激闘の末、7年ぶりの16失点を喫して連勝ストップ。前日22日には大山が一時逆転の満塁弾を放つも、再び投手陣が粘れず敗れ、藤川監督は試合後に「バッテリーでしょうね。もっともっと選手自身が、ゲームに対する研究とかね」と指摘していた。

 ショッキングな敗戦直後に行われた選手の入れ替え。指揮官は「チームとしてうまくは立っていると思うんですけど、十分に」とした上で、「それを安定させにいくのか、まださせないのか、バランスですよね。若い選手で最初はいたけど、やはりあらが見えてきますよね。ですから一回落ち着けていくのか。雨も降りましたし。ちょっと固めにいって」と説明。28日・ヤクルト戦(神宮)からは9連戦となることも踏まえ、長いシーズンを見据えて、その時々に必要な変化を加えていく。

 梅野も役割は理解している。プロ13年目で初の開幕2軍スタートとなった今季はファームで16試合に出場して打率・290、2本塁打、5打点と打撃好調。この日、横浜スタジアムの室内で打撃練習を行った本人も「いいんじゃないですか、悪くないと思います」とうなずく。もちろん、坂本、伏見がいる1軍捕手陣の層を厚くすることも期待される。「一試合一試合の積み重ねだと思うし、やるべきことをしっかりやって、チームのために頑張りたい。負けには貢献したくないから」と力を込めた。

 ファームで過ごす期間も変わらず送られた声援が背番号2の背中を押す。「そういう人たちが笑顔になれるようなプレーをしっかりやっていきたい。結果がついてくれば、そういうものもついてくる」。34歳の底力が、ひいてはチームの大きな推進力となる。

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