【中田良弘氏の眼】阪神 大竹の直球に球速以上の「速さ」 高橋の球に力 順調な調整の証拠

 「オープン戦、阪神1-0ソフトバンク」(7日、甲子園球場)

 阪神投手陣は先発大竹耕太郎投手が3回2安打無失点と順調な仕上がりを見せた。続く高橋遥人投手も3回1安打無失点と上々で、開幕ローテ入りへしっかりと結果を残した両左腕。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は「先発陣は今年も強力」と断じた。

  ◇  ◇

 先発・大竹は3回を無失点に抑え、この時期にしては最高の仕上がりを見せた。ソフトバンク打線を2安打に抑えた要因は、真っすぐの「速さ」にある。

 この日の直球の球速は大半が130キロ台ながら、球速以上の「速さ」を感じさせた。一見、変化球投手と見られがちだが、大竹は「速球派」投手だ。だから、打者は直球を待ち、そこへ投げ込むスローボールなどの変化球が生きてくる。

 テンポの良さも際立った。3回を投げて34球。自分のペースに持っていくのがうまいので、少ない球数で抑えることができている。今年は相当勝つのではないか。

 2番手の高橋は終始、球に力があった。この肌寒い時期に、140キロ台後半の直球を投げられるというのは、いい状態に調整できている証拠だろう。5年ぶりにキャンプ中に実戦登板するなど、不安もあったようだが、問題ないと見ていい。

 開幕ローテには村上、才木に続き、順調なら左の“二枚看板”が入ることになるだろう。この4人がいれば、そうそう連敗はしないはずだ。虎の先発陣は、今年も強力だ。

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