阪神・藤川監督 宣言超えの3連勝突破 次は日本一宣言「あと4つです!あと4つ取れば」
「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神4-0DeNA」(17日、甲子園球場)
セ・リーグチャンピオンらしい勝ちっぷりだ。阪神・藤川球児監督(45)が「3つ取る」と今季最終戦で宣言した通り、鮮やかな3連勝でCS突破。指揮官は勝利監督インタビューで喜びをかみしめた。
「選手たちがきっちり調整してくれたし、ファンの皆さまも我慢強く応援してくれた。3つ全て取れるとは思っていませんでした。連続でね!」
3試合に王者の強さが凝縮されていた。初戦は近本の三盗からチャンスを広げ、短期決戦の鬼・森下が決勝打。2戦目も森下がプロ初のサヨナラ弾でヒーローになった。そして3戦目は佐藤輝が初回に値千金の3ランを放ち、高橋も八回途中までノーヒットノーランの快投。攻撃だけでなく、守備、走塁も隙はない。
「クライマックスだけではなくて、シーズンに入る前から常に一歩ずつ準備をやってきたので、非常にスムーズに動いてくれました」
殊勲者には、坂本の名前を挙げた。CSファーストSを勝ち抜いてきたDeNAの勢いを「ゆっくりゆっくりと、坂本がうまくほどきましたね」と称賛。10月2日のレギュラーシーズン最終戦からCSまで期間が空いたが、そんなブランクもチーム一丸ではねのけた。
23日のドラフト会議を挟み、日本シリーズは25日に開幕する。指揮官は「あと4つです!あと4つ取れば。日本シリーズ頑張ります!」とファンに再び約束。最高の結末を信じて、日本一のチームに仕上げていく。
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