阪神・石井「自分の選択した道を信じて」岩崎、及川ら鉄壁リリーフ陣でCS突破だ 3人そろって対戦防御率0点台

 投手陣の円陣で話を聞く(左2人目から)及川、石井、岡留、岩崎(撮影・北村雅宏)
 けん制の練習をする石井(撮影・田中太一)
 練習中に笑顔を見せる岩崎
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 阪神・石井大智投手(28)が14日、CSファイナルSに向けて甲子園でキャッチボールなどを行い最終調整。「どれだけランナーを出しても無失点で帰ればそれでいい」。今季DeNAに相性の良い岩崎、及川ら鉄壁のリリーフ陣でCS突破を目指す。

 石井は今季、日本記録となる50試合連続無失点に、球団記録となる49イニング連続無失点を達成。史上初となる防御率0・1点台でレギュラーシーズンを終え、短期決戦でも期待がかかる。「2年前と全然感情も違うので、プレッシャーも感じざるをえない」と思いを吐露した。

 DeNAとの対戦は10試合で防御率0・00と好相性。3年連続のCSとあって経験も力となるが、立場も変わって重圧もかかる。それでも「自分の力を、自分の選択した道を信じて頑張っていきたい。ファンと一緒に戦うので、すごく強力な味方がついてくれるので、後押しを受けて頑張りたい」と胸を張った。

 石井と同じ対戦成績で、経験豊富な岩崎は「あんまりいろいろ考えすぎずにしっかりパフォーマンスを出せたらいい」とどっしりと構える覚悟だ。対戦12試合で1失点、防御率0・87と好成績の及川は「強力打線だと思うし、自信を持ちつつ新しい気持ちでいけたら」と警戒心を忘れない。ベイスターズ打線に今季3人で防御率0点台。最強の勝ちパターンがそろえば虎は無敵だ。

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