阪神・中川 豪快2安打「いつもと変わらず自分のスイング」 野村1軍コーチ「いい状態で(PSに)臨める」

 1回、二塁打を放つ中川(撮影・滋野航太)
 2安打と活躍した中川
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 「フェニックス・リーグ、オイシックス3-8阪神」(12日、SOKKENスタジアム)

 気温30度を超えた灼熱(しゃくねつ)の南国で、阪神・中川のバットが火を噴いた。「いつもと変わらず自分のスイングだけをしようと思っていました」。2打数2安打の活躍。左翼のポジション奪取へアピールに成功した。

 まずは初回、先頭で打席に入ると、中越えの二塁打。その後、先制のホームを踏んだ。三回はフェンス直撃の中越え二塁打。果敢に三塁を狙いアウトになったが、豪快な一打にスタンドは大きく沸いた。監督代行を務めた野村1軍バッテリーコーチは「いい状態で(ポストシーズンに)臨めるんじゃないかな」と評価した。

 中川は6日のフェニックス初戦から帯同。外野に加え、捕手も守るなど幅広い起用も視野に準備を進めてきた。「1軍にいる時と変わらず、いい緊張感を持ってやっていくことができてる」と充実の日々を送っている。

 15日から始まる短期決戦へ、気持ちも少しずつ高ぶってきている。「もう思い切ってやるだけかなと思います」。プロ4年目の若虎は、失敗を恐れず全力プレーで挑んでいく。

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