阪神・小幡 定位置奪回へ打力UP取り組み中 北川、梵両コーチから打撃指導 2軍で圧倒的「結果」残す

 現在ファームで調整中の阪神・小幡が17日、打撃向上で早期1軍復帰を誓った。「状態のいい悪いではなく、しっかりと内容をいいものにしたいです」。定位置再奪取へ、静かに闘志を燃やしている。

 シーズン序盤は安定した守備に加え、打力でも存在感を放ち、遊撃のレギュラーの座をつかんだ。安打数、本塁打、打点といずれも早々にキャリアハイを更新していたが、夏場にかけて下降線を描いた。8月以降の打率は・159と低迷。熊谷の台頭もあり、徐々に出場機会を減らすと、9日に出場選手登録を抹消された。

 首脳陣も打席数の確保を降格理由に挙げているため「そのため(打席に立つ)にこっち(2軍)に来ているので、しっかり向き合いながら取り組んでいます」と、北川、梵両2軍打撃コーチの指導も仰ぎ、バットを振り続けている。

 最短で19日から再昇格が可能だが「見られるのは結果」と、2軍で圧倒的な結果を残すことに集中。1カ月後のポストシーズンへ向けても状態を上げていく。

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