阪神・木浪 三塁&4年ぶりの5番でV打「なんとかついていけて良かったです」 23年CSでMVP、定位置再奪取アピール

 「広島1-6阪神」(17日、マツダスタジアム)

 懸命に食らいつき、大きな1点をたたき出した。阪神・木浪聖也内野手が1-1で迎えた六回無死一、三塁の好機で、床田の変化球を中前に運んだ。「なんとかついていけて良かったです」。価値ある一打が決勝点となった。

 この試合は今季4度目となる三塁、さらには自身4年ぶりの5番でのスタメンだった。「いけって言われたところでいくしかないので。(守備は)日頃から準備はしている。一本大事なところで打てたのは大きかった」。与えられたチャンスで結果を残した。

 ポジション争いも激化している。現在、小幡は2軍で調整中。熊谷も27打席連続無安打と状態を落としている。攻守で存在感を放てば、定位置再奪取も狙える。

 2023年のCSでは、第2戦でサヨナラ打を放つなど大活躍。MVPに輝いた。ポストシーズンまで約1カ月。大舞台に強い男への期待は高まるが「いいところは良くて、ダメなところもある」と表情を引き締めた。全ては試合に出て、勝つため。木浪は結果を残し続けるだけだ。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス