リーグ最速Vの阪神 大敗も佐藤輝が90打点で本塁打と2冠独走、森下は自己最長11戦連続H
「阪神1-6DeNA」(10日、甲子園球場)
リーグ優勝した阪神がDeNAに連敗。逆転負けを喫し、15カードぶりの負け越しとなった。先発の伊藤将が6回1/3を投げ5安打6失点で2敗目(4勝)。打線も初回、佐藤輝の適時二塁打で先制したが、二回以降はDeNAの先発・東を攻略できなかった。
試合は初回から阪神がリードを奪った。1死から2番に入った梅野が左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスメーク。森下は空振り三振に倒れたが、続く佐藤輝の打席だった。右翼方向に高く打ち上げ平凡な右飛と思われたが、薄暮で蝦名が両腕を広げたまま打球を見失って、後方にポトリ。適時二塁打となって先制の1点がスコアボードに刻まれた。
キャリアハイの92打点をマークした2023年以来、2年ぶりに90打点に到達した。阪神の生え抜き選手で90打点を複数回記録したのは6回達成した掛布以来。また、入団5年目までに2回の達成は初となっている。また、プロ通算400打点にも到達した。
さらに森下は三回に左中間を破る二塁打を放ち、これで自己最高を更新する11試合連続安打となった。
一方、先発の伊藤将は苦しい投球となった。1点リードで迎えた四回、無死一、二塁のピンチを背負うと、筒香に左翼超えの逆転3ランを浴びた。勝負球が少しだけ高めに浮いた。六回にはオースティンにソロ本塁打を被弾。さらに七回は1死一、二塁のピンチを招いて降板すると、続くハートウィグが暴投と安打で2点を失うなど、結果的に今季ワーストの6失点となった。
DeNAの東は試合前の時点で、才木と並びリーグトップタイの12勝。村上が11勝で最多勝のタイトル争いが続く中、東を攻略できず単独トップを許した。
野球スコア速報
関連ニュース





