阪神・才木“Gキラー”7連勝 5回1失点粘投 セ・トップタイ11勝、防御率もトップキープ

 「巨人1-3阪神」(17日、東京ドーム)

 粘り強い投球で、巨人打線をつなげさせなかった。阪神・才木が5回7安打1失点。Gキラーぶりを存分に発揮し、今季4戦4勝。それでも満足せず「巨人打線のタイミングが合っているなって、真っすぐに関して。先発としてこういう展開は続けたくない。最低でも7回は投げきれるように」と冷静に振り返った。

 初回から毎回の走者を背負った。それでも三回1死一、二塁は岡本とキャベッジを2者連続の空振り三振に斬るなど、ゼロを並べ続けた。唯一の失点は3点リードの五回。先頭・丸に高めに浮いた149キロ直球を捉えられ右越えソロ。今季巨人戦24イニング目で初失点を喫した。ただ「第一はチームが勝つこと。5回しか投げきれなかったけど、なんとか追いつかれずにいけたのは、最低限そこは良かった」とうなずいた。

 昨季7月30日から巨人戦は7連勝。無双を続けるが「対戦も去年からずっと多いし、いろいろ工夫しないといけない。もうちょっとフォークが決まってくれたら、幅広く投げられるのかな」と反省も忘れない。

 八回に偉業を達成し、ゼロでつないでくれた石井にも感謝した。「(無失点を)継続しているのは素晴らしいなと思う。そういう選手が味方にいるのは心強い」と才木。これでリーグトップタイの11勝目を挙げ、防御率は1・57でトップをキープした。「終盤にきちんとやっていかないといけないので、反省して調整していけたら」と次なる一戦を見据えた。

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