阪神・藤川監督 継投誤算ハートウィグ四球から同点被弾→湯浅で決勝失点「また明日ニューゲームですから」前向く

 「巨人6-5阪神」(15日、東京ドーム)

 4点リードを守れず、阪神が痛恨の逆転負けだ。五回まで快勝ペースだったが、継投がはまらず…。藤川球児監督は「明日ですね。明日またいいゲームしてというところでしょうね」と必死に前を向いた。

 5-3の七回、3番手でマウンドへ送ったハートウィグが誤算だった。「期待というか打線の並びを見て」と藤川監督。変則右腕に“右殺し”を託したが、先頭・甲斐に四球を与えると代打・中山に右翼席へ同点2ランを被弾。ブルペンのビルドアップを目指す中、助っ人右腕の起用が裏目に出た形だ。「四球が痛かった?そうですね。展開的には。いいところだったんですけどね」。藤川監督も残念がった。

 5-5の八回は湯浅を投入したが、巨人打線の勢いを止められない。連打から1死二、三塁のピンチを背負い、キャベッジに中犠飛を献上。これが決勝点となり、右腕は今季4敗目を喫した。

 打線は活発だ。四回に大山の2ランが飛び出した後、近本のタイムリーで2点を追加し、先発・山崎をKO。1点差に迫られた七回は森下の適時三塁打でリードを広げた。阪神らしい攻撃を展開できただけに、藤川監督は切り替えを強調する。

 「このまま行くというか、また明日ニューゲームですから、しっかり気持ちを切り替えてやるということですね」。優勝マジックは26のままだが、2位・巨人とは11ゲーム差ある。納得のブルペン陣を作り上げ、ゴールまで走りきる。

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