元阪神・呉昇桓が現役引退 「石直球」武器に日米韓通算549S 日本でのコーチ業にも意欲
阪神、メジャーなどで抑えとして活躍した呉昇桓投手(43)が今季限りで現役を引退すると6日、所属する韓国・サムスンが発表した。「さまざまなリーグで、多くの試合で投げることができて幸せだった」との談話を出した。
阪神には14、15年に在籍。2年連続セーブ王に輝き、通算80セーブを記録した。メジャー3球団を経て20年からサムスンに復帰。「石仏」の異名を取ったように、マウンドで表情を変えず「石直球」と呼ばれた直球を武器に日米韓で通算549セーブを記録している。
23年には8年ぶりに阪神の1軍キャンプ地・宜野座を訪問。安藤投手コーチ、能見篤史氏、鳥谷敬氏と再会し、「会えて良かった。今日からFAで阪神だよ」と冗談交じりに流ちょうな日本語で猛虎愛を強調。将来的な日本でのコーチ業にも興味を持っており、「自分も勉強できると思うし、成功の秘けつも教えることができる。ぜひやってみたい」と話していた。
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