阪神中軸の底力!森下&大山ダメ押し打 4番の逆転弾に続いた 森下「次はもう少し早く打てるように」

 9回、適時打を放つ森下
 9回、右前へ2点適時打を放ち送球を見て一塁を蹴る大山
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 「中日2-6阪神」(5日、バンテリンドーム)

 終盤に虎のクリーンアップの底力を見せつけた。八回に4番が逆転弾。続く九回に阪神・森下翔太外野手(24)と大山悠輔内野手(30)が意地のスイングで勝利を決定づけた。

 1点リードの九回1死満塁で森下が打席に立った。追加点が欲しい場面。高めに浮いた祖父江の145キロ直球をうまく捉えて右前適時打をマークした。「もう少し早く打てればチーム的にも楽だと思うので。次はもう少し早く打てるようにしたい」。この一打に満足せず、森下の目線はすでに次戦に向いていた。

 佐藤輝が空振り三振に倒れた後、2死満塁で大山が打席へ。高めに浮いた祖父江の145キロ直球を右前に運ぶ2点適時打でダメを押した。

 最終回に勢いを付けたが、「勝ったことは大きいですし、また明日勝ちたいと思います」と淡々と語った森下。カード勝ち越しへ攻撃の手は緩めない。

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