阪神・高橋遥人 7年ぶりバンテリン星誓う 9連戦初戦「しっかり投げたい」
5日の中日戦に先発する阪神の高橋遥人投手(29)は4日、バンテリンドームで7年ぶりの白星を目指すことを誓った。敵地の中日戦での登板は昨季に2軍戦であるが、1軍では20年10月13日以来。白星はプロ2勝目の18年までさかのぼる。
意外なデータを伝え聞くと、本人も驚き。「(白星)ついてないっすか?まじか。じゃあしっかり勝てるように」。9連戦のカード頭を任され、かかる期待は大きい。「チームが勝てば一番なんで、その確率を少しでも上げる投球ができれば」と役割を全うしたい。
前回登板の7月27日・DeNA戦(甲子園)では今季初勝利を挙げた。今回は中8日でのマウンドになる。左腕の手術後は中10日前後の間隔を空けてきたが、もう心配はない。「(疲労の回復は)前よりはいいと思います。腕は全然大丈夫です」。自信たっぷりに状態を明かした。
チームは優勝へのマジックが34。着々と減っている。「僕はまだ2試合しか投げていない。チームの勢いに乗り遅れないように、しっかり投げたい」。新人時代に2勝目を挙げた場所で、通算20勝目をつかみ取る。
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