阪神・森下 2戦連続三塁打 2年連続100安打も笑顔なし「もっとできることがある」
「ヤクルト8-1阪神」(神宮球場)
阪神・森下が一気に三塁を陥れると、虎党は大いに沸いた。今年も主力としての大きな通過点を迎えた瞬間だった。両軍無得点の三回2死。追い込まれてから、奥川の150キロ直球に食らいついた。
右翼線際への打球に太田がスライディングキャッチを試みたが捕球できず、結果は三塁打に。2日には得点につながる三塁打を放っており、2日連続の長打で球場を盛り上げた。
そしてこの一打で2年連続のシーズン100安打を達成。チームでは近本、中野、佐藤輝に続く今季4人目の到達となった。ただ、森下は試合後、「自分にとってはなんてことない。あまり意識していない」と笑顔なく話した。
昨季は126安打をマーク。まだ積み上げていく過程だが「別にヒットをめちゃくちゃ打とうとは思っていない」と明かす。この日、初回1死二塁では三ゴロ。4点を追う七回2死二塁では見逃し三振で凡退していた。「チームへの貢献だったり、もっとできることがあるので、その結果、ヒットにつながっていればいいなと思います」。いかに勝利に結びつく一打を放てるかが自身の役目。森下は主力としての自覚を言葉ににじませた。
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