首位・阪神 今季ワースト8失点で連勝ストップもDeNA敗れ「M34」に減らす 2位・巨人とは12ゲーム差で独走状態
「ヤクルト8-1阪神」(3日、神宮球場)
阪神が今季ワースト8失点でヤクルトに敗れ、連勝は2で止まった。それでも対象のDeNAが巨人に負けたことで、優勝に向けたマジックナンバーは1つ減って「34」。2年ぶりのリーグ優勝に向けて前進した。
試合は序盤からヤクルトペースだった。阪神の先発・ビーズリーが苦しい立ち上がりを見せ、初回から3イニング連続で先頭出塁を許す展開。毎回併殺を奪い無失点で切り抜けて、粘りを見せていたが四回だった。
先頭の岩田に左前打を許すと、内山には死球。無死一、二塁のピンチで村上に、右翼線ギリギリに運ばれる適時打で先制点を献上した。続くオスナの中犠飛で2点目を失う展開。5月21日・巨人戦以来2カ月ぶりの1軍登板だったが、4回2失点で今季2勝目を挙げることはできなかった。
一方、打線も通算で3勝5敗のヤクルト・奥川を前に苦戦。毎回のように塁に走者を置き、4盗塁と足でかく乱したが、好機であと1本が出ない展開が続く。六回、大山が7月21日の巨人戦(東京ドーム)以来の6号ソロを放ったが、チームとして攻略できなかった。
首位を独走する阪神は長期ロードを2勝1敗でスタート。2位に浮上した巨人には12ゲーム差をつけている。休養日を挟み、5日からはバンテリンドームで中日との3連戦。その後は京セラドームで、再びヤクルトと3連戦に挑む。
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