阪神・平田2軍監督「明日は今朝丸でちょっと締まったゲームせなあかん」12四球に苦言 一問一答

 「ウエスタン、阪神0-7オリックス」(2日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 阪神は投手陣が計12四球と崩れ、打線も完封負けを喫した。

 先発のデュプランティエが2回無失点。2四球こそあったが無安打で順調な調整ぶりをアピールした。

 5点ビハインドの八回には小川が2023年7月9日の西武とのファーム交流戦以来、755日ぶりの公式戦で復帰登板を果たした。1回を1安打1失点で投げきった。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -デュプランティエが2回無失点。

 「まあ2つフォアボール出したけど、落ち着いてスピードもあったし。何の問題も。終わった後、明日どうかなっていうのはあるにしても、何の違和感もなく2イニング投げれたんじゃない?スピードもあったもんな」

 -もう少し登板を重ねていく。

 「いやそれは上の判断なんで。もうそれ以上のことはコメントはしようがない」

 -山田も久しぶりのスタメンで安打が出た。

 「久しぶりやな。うん、最初にヒット打って動きも良かったし、何のあれもなかったね。山田もね、それはそうや」

 -小川が復帰登板。

 「まあ一平のいい時を知ってるからね。現状じゃまあちょっとコントロールも狙いすぎたっていうとこも、久しぶりにやっぱり、こういうこの3日間のうちにどこかで投げさせようという気があったんで、小川にしても川原にしてもね。今日はちょっとそういういい機会だというところで投げさしたけど。まだまだ彼本来のコントロール、スピードはないけど、これからっていうとこじゃない。ないよ、スピードもなコントロールもな。久しぶりで緊張もしたと思うよ。やっぱり実戦はそうはいかんね。ただこれから上げていくには、まず今日30球近く投げてたっていうのが一番彼にとっては収穫じゃない」

 -ここまでのリハビリの過程など監督から見て。

 「そらリハビリ組がこうやってね、この時期っていうのはいろんな複雑な時期でもあるんでね。なんとかその苦労をこうやって、やっぱりプロである以上は現場で結果を出せなきゃいけないんでね。鈴木にしてもいろんな故障したりね。ちょっと体調がっていう選手たちもたくさんいるんで、その辺はね。なんとかやはり結果は、他の選手も含めてよ、これはもうそういう選手がファームには多いんで、その辺は一球一球必死で投げてるところなんでね。もうやっぱキャッチャーにはそういう選手に特にそうやって、デュプランティエとか構えればその辺に来て150何キロって投げれる。それは受ければいいけど、そういうピッチャーこそなんとか粘り強く、キャッチャーにはリードしてやってくれという話はちょっとしたけどね」

 -出塁もあったが小川に1イニングを任せられた。

 「いやいや。球数は制限があったんだけど、もうなんとか30球以内でクリアしてくれたんで、やっぱコントロールはね、彼本来のコントロールじゃないんで、その辺はこれからだと思う」

 -明日の先発は。

 「明日は今朝丸。今朝丸でちょっと締まったゲームせなあかん。これだけやっぱりファームにお客さん来て、フォアボールも12個か、もうこんなん故障者がどうのって言ってる場合じゃないねん。やはりこういうね、せっかくナイターやってもらって、こんだけたくさんの人たちがやるのにフォアボール12個も出してる。故障者とかそんなこと、言っちゃ悪いけど言い訳にならないからね。ここで実戦で投げてる以上はやっぱり結果を出さなあかん。フォアボールばっかでどうしようもね、そこは引き締めないと。そんな甘い世界じゃない。故障者で上がったんでフォアボール出しました。というクリアしてるからこうやってゲーム投げてるわけで。そんな甘い考え持ってないけど、そこはもう十何個もフォアボールは話にならんよ」

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