阪神・高橋が317日ぶり白星へ 苦手DeNAを6回途中1失点で勝利投手の権利 坂本と4年ぶりバッテリー

 「阪神-DeNA」(27日、甲子園球場)

 阪神の先発・高橋は5回2/3を6安打1失点、7奪三振と好投し、昨年9月3日・中日戦(甲子園)以来、317日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。

 初回、佐野の右前打と2四球で2死満塁のピンチを招いたが、蝦名を二ゴロに打ち取るとリズムに乗った。5点の援護をもらった直後の三回は桑原、宮崎、牧から三振を奪い、三者凡退。五回までスコアボードに「0」を並べた。

 5-0の六回は2死一、三塁から京田に右前適時打を浴び、ここで交代となった。球数は93球。坂本とのバッテリーは2021年10月21日・中日戦以来4年ぶりだった。

 高橋は昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受け、6月18日のウエスタン・広島戦で実戦復帰。7月2日のウエスタン・ソフトバンク戦で5回無失点と好投し、リハビリ組から外れた。15日・中日戦(甲子園)で1軍復帰し、6回4安打2失点で勝ち負けはつかなかった。

 DeNA戦は通算3試合で0勝0敗、防御率4・70。昨年10月13日のCSファーストSでは5回6安打4失点で負け投手になっていた。

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