阪神・高橋遥人は後半2戦目 前回1軍復帰戦で6回2失点「質も含めたらまだまだ」才木とDeNA連倒狙う
阪神・才木浩人投手(26)と高橋遥人投手(29)が26日からのDeNA2連戦(甲子園)に先発することが23日、濃厚となった。2人は日鉄鋼板SGLスタジアムでの投手指名練習に参加。チームとしても大事な後半戦開幕カードへ向け、意気込みを語った。チームにこの日から合流したラファエル・ドリス投手(37)とも再会。優勝へ向け共闘することを誓った。
灼熱(しゃくねつ)のグラウンドで才木と高橋は大粒の汗を流しながら闘志を燃やした。チームにとっても自身にとっても大事な試合になる。2人の表情にやる気が満ちた。
才木はサブグラウンドでポールからセンター間相当のランニングなどで調整。中9日で26日の初戦に登板見込みとなる。「後半戦のいいスタートが切れるように。チームにとっても自分にとっても、夏場のスパートをしっかりかけて入れるようにはしていきたい」と意気込んだ。
前半戦ラスト登板となった16日・中日戦(甲子園)では6回3安打2失点。「最後、いい感覚で終わっているところはある。そこを残しつつ、より良いものにして、夏場をしっかり投げきれたら」とここからさらに加速していく。
高橋は27日の2戦目を任される見込み。この日はポール間走などで汗を流した。7月15日・中日戦(甲子園)では「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から復帰し、6回2失点。それ以来中11日のマウンドへ向け、「スピードは前より出てきているかなと思うんですけど、(ボールの)質も含めたらまだまだ。出せる力を上げていければ」と力を込めた。
2人はこの日、チームに合流したドリスとの再会も果たした。才木は「『お、ベテランの』とか言ってきたので、時がたったなと思いました」と笑顔。再びチームメートとなり、「また一緒に野球できるのはすごいうれしい」と喜んだ。
高橋も「『お願いします』と言ったら、『お、お前なんか見たことあるぞ』みたいな反応して、覚えていてくれたんだなと思った」と交流を楽しんだ。「周りを明るくするような、改めてそういう存在だなって思いました」と変わらぬ人柄も感じたという。
チームは前半戦の最終戦で巨人にサヨナラ負け。その流れを変える意味でも、後半戦の開幕カードは重要になってくる。才木、高橋がスタートダッシュを決め、新しい仲間も加わった投手陣、チームをけん引していく。
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