阪神・中野「待っていました」プラスワンで球宴選出 新人から5年連続「すごく自信にもなりますし、光栄」
阪神・中野拓夢内野手(29)が16日、「マイナビオールスターゲーム 2025」のプラスワン投票で選出された。球宴には新人から5年連続5度目の出場となり、スピード感のあるプレーを見せることに意気込んだ。対戦したい投手にはオリックス・宮城を挙げ、スローカーブ打ちを予告した。
“最後の1人”で選ばれた中野は、ぱっと明るい笑顔で喜びを語った。「素直にうれしい気持ちと、びっくりしている気持ちでいっぱいです」。ファン投票、選手間投票、監督選抜では選ばれなかったが「まだプラスワンがあったので、正直自分でもあるんじゃないかっていう気持ちも少し持ちながら。待っていました」と期待していただけにうれしさもひとしおだ。
すっかり球宴の常連となった。ルーキーイヤーの21年から5年連続5度目の出場。「すごく自信にもなりますし、光栄」と胸を張った。年に一度の夢舞台。普段はできない対決を楽しみにしている。「(オリックスの)宮城投手と対戦したい」とリーグが異なり、対戦機会がなかなかない左腕との勝負を熱望した。
ただ、挑むのは直球勝負ではない。「スローカーブを投げてくれるんじゃないかなと思うので(笑)。それをがっついて打ちにいきたい」。80キロ台にもなる左腕の魔球。球宴だからこそ狙い打ちしにいく。
一流選手が集う場を成長の機会にもする。巨人・吉川、広島・矢野の名前を挙げ、「本当に素晴らしい守備を持っているので。その2選手に聞いていけたら」と話した。選んでくれたファンのためにも最高の2日間する。「ホームランをバンバン打つタイプではないので。スピード感あるプレーを見ていただけたら」と力を込めた。
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