阪神 ランディ・バース氏「広角に打って」佐藤輝明にアドバイス 試合前に会話「本当にナイスガイです」

 「阪神-巨人」(1日、甲子園球場)

 阪神OBのランディ・バース氏がホームラン王を狙う佐藤輝へエールを送った。

 「Tigers Legends Day」として行われ、「バックスクリーン3連発」をテーマとした同戦の試合前、掛布雅之OB会長、岡田彰布オーナー付顧問とともにスイングセレモニーに登場。

 取材では自ら「佐藤(輝)選手と会って、少しだけ話したんですけど」と切り出した。続けて、「『誕生日の日いいですね、いい誕生日なりますね』という風に笑いながら言ってくれました。本当にナイスガイです」と同じ3月13日生まれの佐藤輝との会話を明かした。

 佐藤輝は試合前までは20本塁打でトップを独走中本塁打王を獲得すれば1986年のバース氏以来となる。バース氏は「引っ張るだけではなく、広角にボールを打って。強い打球をレフトの方向に打てばホームランが増えますし、ホームラン王になれるかなと思います。これからの佐藤選手の活躍を見るのが楽しみです」とエールを送った。

 甲子園特有の浜風については「しっかりレフト方向へ打つためには、タイミング良くとか、反復練習でボールが切れずにフェア、そのままスタンドに入る、その練習が不可欠」と話し、「でも彼はまだ26歳で若くて。私の時代はもう30代に入ってたので。十分練習する時間、それをマスターする時間があると思います」と期待した。

 バース氏の時代は甲子園にもラッキーゾーンがあったが、85年には54本塁打を放った自身の成績に、「ラッキーゾーンが最終的に関係なかったんじゃないかな」きっぱり。佐藤輝についても「十分な力を持ってる男。ラッキーゾーンがあるかないかっていうのは関係なくなると思います。いいスタートを切っているので、最後まで頑張れば大丈夫」と言い切った。

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