阪神 大山が絶好機で2打席連続三振 甲子園を包んだため息が銀傘で跳ね返る

 「阪神-ロッテ」(19日、甲子園球場)

 阪神・大山悠輔内野手が苦虫をかみつぶした。

 初回2死二、三塁の先制機で4球ファウルで粘ったが、カウント2-2から外角低めへの151キロ直球をストライクと判定され見逃し三振。

 三回には2死満塁で第2打席が巡ってきたが、カウント0-2からワンバウンドしたスプリットにバットが出て空振り三振。

 絶好の場面で2打席連続三振となり、甲子園のスタンドからはため息が漏れ、銀傘に跳ね返って大きく響いた。ベンチに戻る大山は苦虫をかみつぶした表情で上空を見上げ、悔しさをかみ締めていた。

 大山は前日18日のロッテ戦で、五回にリードを2点に広げる左前適時打を放ち、連敗ストップに貢献した。

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